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  【安房神社公式サイト】事業繁栄・商売繁盛・七五三・安産祈願・厄祓い・千葉県館山市にある日本最古級の由緒有る神社です。  
 
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ご祭神の説明
■ 上の宮 (本宮)
主祭神
天太玉命 (アメノフトダマノミコト) 日本の全ての産業創始の神。
相殿神
天比理刀当ス (アメノヒリトメノミコト)
天太玉命の妃神。
  忌部五部神
    櫛明玉命 (クシアカルタマノミコト) 出雲(島根県)忌部の祖。 装飾・美術の神。
    天日鷲命 (アメノヒワシノミコト) 阿波(徳島県)忌部の祖。 紡績業・製紙業の神。
    彦狭知命 (ヒコサシリノミコト) 紀伊(和歌山県)忌部の祖。 林業・建築業・武器製造業の神。
    手置帆負命 (タオキホオイノミコト) 讃岐(香川県)忌部の祖。 林業・建築業・武器製造業の神。
    天目一箇命 (アメノマヒトツノミコト) 筑紫(福岡県)・伊勢(三重県)忌部の祖。 金属鉱業の神。
■ 下の宮 (摂社)
祭神
天富命 (アメノトミノミコト) 天太玉命の孫神。
  天忍日命 (アメノオシヒノミコト) 天太玉命の兄弟神。
   
■ 厳島社 (末社)
祭神
市杵島姫命 (イチキシマヒメノミコト) 海上交通を守護される海の神。
   
■ 琴平社 (末社)
祭神
大物主神 (オオモノヌシノカミ) 海上交通・航海安全の神。
   
■ 主祭神の天太玉命について
 『上の宮』の主祭神・天太玉命は、遠い神代の昔、天照大御神のお側近くにお仕えになられた神様で、中臣氏と共に朝廷の祭祀(お祭り)を司った斎部氏(忌部氏)の祖神に当たられます。
 天照大御神が弟神・スサノオノミコトのあまりにも乱暴な振る舞いにお怒りになり、天の岩屋にお籠もりになられてしまった時には、中臣氏の祖神・天児屋命(アメノコヤネノミコト)と共に力をあわせて、大御神の御出現を願うためのお祭りを行なわれますが、当社御祭神は、それ以外にも御自身の率いる忌部の神々を指揮され、このお祭りを行なうために必要不可欠な鏡や玉、神に捧げる幣帛や織物、威儀物としての矛や楯といった武具、社殿の造営などを司られており、こうしたことから、日本における全ての産業の総祖神として崇敬されております。


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■ 神代
安房神社の創始は、今から2670年以上も前に遡り、神武天皇が初代の天皇として御即位になられた皇紀元年(西暦紀元前660年)と伝えられております。神武天皇の御命令を受けられた天富命(下の宮御祭神)は、肥沃な土地を求められ、最初は阿波国(現徳島県)に上陸、そこに麻や穀(カジ=紙などの原料)を植えられ、開拓を進められました。

その後、天富命御一行は更に肥沃な土地を求めて、阿波国に住む忌部氏の一部を引き連れて海路黒潮に乗り、房総半島南端に上陸され、ここにも麻や穀を植えられました。  この時、天富命は上陸地である布良浜の男神山・女神山という二つの山に、御自身の御先祖にあたる天太玉命と天比理刀当スをお祭りされており、これが現在の安房神社の起源となります。

■ 奈良時代
 時代が下り養老元年(717年)になると、吾谷山(あづちやま)の麓である現在の場所に安房神社が遷座され、それに伴い、天富命と天忍日命をお祭りする「下の宮」の社殿も併せて造営されました。

■ 平安時代
平安時代には、『延喜式』の「神名帳」に記載された式内社(しきないしゃ)となり、その中でも特に霊験著しい名神大社(みょうじんたいしゃ)として、国家から手厚い祭祀を受けておりました。またこの時代には、「安房国一之宮」としても、広く一般庶民からの崇敬も集めています。因みに現在においても、安房国の一之宮で有ることには変りありません。


■ 近代・現代
明治時代になると、新たな社格制度が制定され、当社は「官幣大社」(かんぺいたいしゃ)という最高位の社格を賜り、昭和20年の大東亜戦争(太平洋戦争)終結まで、国家の管理下に置かれることとなっていました。 しかし終戦時に、GHQによる「神道指令」によって、当社を含め、それまでの社格制度は全て廃止されてしまいます。昭和21年には、戦後発足した神社本庁(じんじゃほんちょう=全国の大多数の神社を包括する団体)によって、神社の由緒や活動状況を考慮して、特に優れたお宮に定められる「別表神社」(べっぴょうじんじゃ)の指定を受けることとなりました。それ以降、氏子の皆様は勿論のこと、日本全国の多くの崇敬者の皆様に支えられて、現在に至っております。



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